3月に飛散のピークがあったスギ花粉。
これから5月まではヒノキ花粉の飛散もピークになりますが、
ひとまず花粉症の症状が落ち着いてきた頃かと思います。
そして、4月には黄砂の飛散があり目のかゆみやアレルギーに
悩まされた方も多いのではないでしょうか?

しかし、頭皮のトラブルは1か月~2か月前のダメージが後になって現れてくる場合があります。

■花粉や黄砂が頭皮に付着する流れ

花粉や黄砂が飛散する春は空気が乾燥しています。
空気の乾燥は頭皮の「皮脂分泌」を促し、
ベタつきやすい状態になっています。
そしてそのベタついた頭皮に花粉が付着し、
更に肌を刺激し皮脂分泌の増加やかゆみ、
フケの原因にもなってしまいます。

■頭皮のダメージを放っておくと起こるトラブル

飛散物や紫外線によって刺激された頭皮には赤みが見られます。
健康な頭皮と比べ、血行が悪くなりやすく、
髪の毛に必要な栄養分が行きわたらず抜け毛や細毛が現れやすくなります。
また、乾燥が進むとフケが出ることもあり更に放置すると
毛髪の成長サイクルが乱れてしまいます。

■ダメージを受けた頭皮は敏感!正しいケアは?

一度ついた花粉や黄砂は頭皮や髪に残りやすく、
残ったものが更に刺激を生んでしまいます。
自分でできる毎日のケアと、専門店ならではのケアについてお伝えします。

【花粉・黄砂対策:セルフケア編】
ダメージを受けている頭皮は敏感な状態になっているので
37~39℃程度のぬるめのシャワーでしっかりと頭皮を流し、
シャンプーをしましょう。

この時、髪ではなく「頭皮を洗う」ことが重要です。
シャワーヘッドを頭皮近くまで当てると確実にお湯が頭皮に届きますよ。

入浴後は、頭皮用のローションで保湿するのがオススメです。
刺激が少ないものを選び、使うときに一緒に頭皮マッサージを行うと更に◎です。

そしてすぐにドライヤーで乾かしましょう。

【花粉・黄砂対策:ヘッドスパ編】
ウェットヘッドスパでは段階を踏んで頭皮や髪の汚れを徹底的に落としていきます。

①クレンジング
頭皮なじみのいいオイルまたは専用クレンジングをたっぷりとつけて汚れを浮きただせます。

②マッサージ
頭皮の芯をとらえたマッサージは髪の根元を動かします。
毛穴が動くことで、汚れが落ちやすくなります。

③シャンプー
たっぷりの泡で行うシャンプーできれいさっぱり花粉や黄砂、皮脂などを流します。

④大人気オプション「ジェット洗浄」
頭皮に細かい水流を当てることで徹底的に花粉を取り去ります。

気持ちいいだけではなく、たくさんのステップを踏むことで
頭皮と髪についてしまった花粉や汚れを落とせるヘッドスパ。
一度受けてみると爽快感が病みつきになるかもしれません。

アレルギー症状などが治まっても、
頭皮や髪にとってはダメージが残っていることもあります。
状態に合ったケアをすることでこれから来る
暑さに負けない頭皮づくりをしましょう♪