七十二候では、《牡丹華》~ぼたんはなさく~
牡丹の花が咲き始める頃となりました。
大輪で美しい「百花の王」と呼ばれる牡丹。
つい思い出すのは、
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
立居振る舞いの美しさを表した言葉。
女性を花に喩えるなんて素敵ですね。
言われてみたいものです。
※[元々は生薬の用い方を例えた物]だそうですよ。
しっかりと太陽の光を浴びて大輪の花を咲かせる牡丹。
その太陽の光には、目に見える光(可視光線)と目に見えない赤外線、紫外線とがあります。
そうです。今回は紫外線のお話です。
紫外線とは・・・?
1年中降り注ぐ紫外線。
日々のケアはもちろんですが、ご存知の通り5~8月が非常に多くなります!
紫外線は、最も波長の短い光で、波長によってUVA、UVB、UVCにわかれますが、実際に地表に届くのはUVAとUVBです。
▼肌を赤くする紫外線B波(UVB)
長時間の日光浴で真っ赤に焼けたり、水膨れができたり…。
屋外活動が肌が赤くなる原因の日やけ(サンバーン)。
いわゆる「レジャー紫外線」。
B波はエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり炎症を起こすので皮膚ガンやシミ、乾燥の原因になります。
▼肌の奥まで届く紫外線A波(UVA)
紫外線A波は、B波ほど肌に急激な変化を与えません。
紫外線に当たってすぐに肌が黒くなるというような日やけ(サンタン)は引き起こしにくくなっているので、一見するとB波よりも肌への影響は少ないように見えますが、波長が長~いA波は、肌の奥深くまで到達し、じわじわと影響を及ぼします。
例えば、コラーゲンを変性させ、これが深いしわなどの原因になっていくなど長い時間をかけ、気付かない間に肌に大ダメージが!
しかもA波は、オゾン層を通り抜けやすく、常時、B波の20倍以上も地上に降り注いでいます。
※5月は最大量とも言われています!
雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているので、雨の日も曇りの日も日当たりの良い家の中でも対策が必要!
今日も天気予報では「紫外線は非常に強い」でした。
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当然、頭皮や髪の毛にも影響大大大です!!
日焼け止めを塗るなど、紫外線対策を万全に、気を付けましょう。