二十四節気では、『穀雨』。
穀物に実りをもたらす雨がしっとりと降りそそぐ種蒔きに良い時期とされる頃です。
七十二候では、 《葭始生》~あしはじめてしょうず~
水辺の葭 (あし) も芽を吹きはじめる季節。 若葉萌える新緑が目に眩しい今日この頃ですね。
遊歩道に咲いていたのは、つつじ?さつき? この時期は、つつじだそうです。
私達に降り注ぐのは、恵みを感じるありがたい雨だけではなく、熱い視線・・・。
・・・ではなく、強い太陽光=紫外線。
太陽光=紫外線といえば、我が天敵!として過ごしているブログ担当です。
しかしながら、太陽光に当たると、食事だけでは補いきれないビタミンDを皮膚でたくさん作ることができます。
「夏、真っ黒に日焼けをすれば、冬になっても風邪をひかない。」
と、子どもの頃に親たちから聞かせられていました。
太陽光を浴びる効果について
【サンシャインビタミン】と呼ばれるビタミンD。
化学的な検知などではなく、日々の丁寧な暮らしの中で昔の人達は、日光浴が病気を遠ざけてくれる事を経験的に知っていたのかもしれませんね。
ビタミンDは、健康な骨、筋肉、歯のためにカルシウムやリンと共に働く大切な栄養素。また、免疫機能を調節・維持するとの報告などもある事から、近年注目されています。
<ビタミンDの多彩な作用>
・骨の減少を抑制。顔や姿勢を若々しく保つ
・アレルギーの抑制
・血流が良くなり、基礎代謝が促進される
・成人病の予防
・体内リズムを整え、睡眠の質を向上させる
・長寿遺伝子への関与
<日光浴の効果>
・体内リズムを整え、睡眠の質を向上させる
・皮膚疾患の抑制
・うつ状態を抑制する
・脳内神経伝達物質幸せホルモン「セロトニン」分泌
<日光浴のポイント>
皮膚への悪影響を及ぼさない範囲での日光浴が重要です。
家の軒先などで1日15分~20分、両腕や両脚を出して、日光浴する事がおすすめだそうです!地球上のすべてのエネルギー源はさかのぼると太陽に行き着きます。
※日光浴後に肌の色が赤くなるまで紫外線を浴びることは、皮膚ガンなどのリスクを高める恐れがありますのでご注意下さい。
太陽光のパワーを上手に取り入れて、健康に役立てたいですね。